ディズニーランド、ディズニーシーには以前「年間パスポート」という種別のパスポートがありました。
「年間パスポート」は、入場制限などの特殊な事情がなければ、好きなタイミング好きな時間に入園できる夢のようなパスポートでした。
そんな「年間パスポート」が姿を消したのは、まだ記憶に新しい「コロナウィルスパンデミック騒動」のときでした。
今回は復活再開が期待されている「年間パスポート」について徹底調査をしました!
ディズニーリゾート年間パスポート(年パス)とは?
2024年現在は、ディズニー年間パスポートを販売しておりません
ディズニーリゾートの「年間パスポート(年パス)」は購入すると、何度でも好きな日にちにパークに入園をすることが出来ます。
有効期間は1年間です。
入場制限時は使うことが出来ません
繁忙期など、特定の混雑日などの除外日が存在します
年間パスポートの種類、種別
年間パスポートは3種類に分かれています。
東京ディズニーランド年間パスポート
東京ディズニーランドに1年間自由に入場できるパスポートです
東京ディズニーシー年間パスポート
東京ディズニーシーに1年間自由に入場できるパスポートです
2パーク年間パスポート
東京ディズニーランド、東京ディズニーシーのどちらでも1年間自由に入場できるパスポートです
年間パスポートの金額、料金
区分 | 1パーク年パス料金 | 2パーク共通年パス料金 |
---|---|---|
大人・中人 | 68,000円 | 99,000円 |
小人 | 40,000円 | 57,000円 |
シニア | 58,000円 | 85,000円 |
価格は、2020年4月1日に発表されたもの。
年間パスポートは値上げする?
2024年現在、ディズニーリゾートの「ワンデーパスポート」は価格変動制で販売されています。
価格は、7,900円~10,900円となっており、混雑日によって値段が変わります。
ワンデーパスポートの価格が以前より上がっていますので、「年間パスポート」が再開、復活となった際には値上げとなることは間違いありません。
再開後の年間パスポートはいくらになる?
復活、再開となった場合の年間パスポートの価格はいくらとなるのでしょうか。
以前の年間パスポートでは、
1パーク年間パスポートは、年9回ほど
2パーク共通年間パスポートは、年12回ほど
行けば元を取れるような価格で設定されていました。
仮に、同じような設定だった場合には、
1パーク年間パスポートは、98,000円以上、2パーク共通年間パスポートは、130,000円以上ということになりそうです。
または、平日のみ利用できるなどの条件を加えての再開となりそうですね。
ディズニー大好きなオタクの方たちからすると「年9回」はあっという間に元が取れてしまうレベルなので、もっとハードルを上げてくる可能性も十分に考えられます…
年間パスポート23万円ってなに?
アメリカのディズニーランドとディズニーワールドでは、入園料や年間パスポートの値上げが相次ぎ、
ディズニーランドの最も安い入園料は104ドル(約1万5500円)、最も高いディズニーワールドの年間パスは1449ドル(約21万7000円)に値上げされたそうです。
日本のディズニーリゾートはここまで大幅な値上げにならないことを信じるしかありませんね…
ディズニーリゾート年間パスポート廃止までの経緯、流れ
ディズニーリゾートの年間パスポートは、なぜ廃止となり、復活しないのか。理由を探ってみました。
年間パスポートが廃止になった理由は?
年間パスポートが廃止となった理由は、「2020年新型コロナウィルス感染拡大」によるものです。
国からの「多数の方が集まるようなイベント等は自粛」の要請を受け、東京ディズニーリゾートは、
2020年2月29日(土)から3月15日(日)までの長期休園を発表
当初は2020年3月15日までとされていた休園期間は、最終的に2020年6月末まで伸びることとなりました。
再開後のディズニーリゾートは、規模を縮小しての運営となり、1日5000人までのルールを設けるなど、特殊な環境での再開となりました。
年間パスポート所持者への払い戻し、返金が始まる
規模を縮小しての入園再開後、年間パスポート保持者は抽選で入場が可能となりました。
その後は、残日数をもとに返金、払い戻しが行われ、以降、年間パスポートは発行されなくなりました。
年間パスポートの復活、再開はある?いつになる?
いちばん気になる「年間パスポートの再開」は果たしていつになるのでしょうか?再開はあるのでしょうか?
2024年に年間パスポートの復活、再開はある?
年間パスポートの復活・再開はまだ未定です。
現状の状態ですと、2024年以内の復活・再開はなさそうです。
ただし、「廃止」となった訳ではありませんので、復活・再開の可能性はいつでもあるということになります。
年間パスポートはなぜ再開しないの?
年間パスポートは、私たちディズニーファンにとっては「お得に遊べる」貴重な存在です。
ですが、その分、ディズニー側にとっては「年間パスポート」を再開することによって、収益が下がる部分があるのかもしれません…いや、間違いなくあるのでしょう。
実際のところ、とてもコアなファンの方は、「年間パスポート」などなくてもたくさん遊びに来てくれるわけです。
新エリア、新イベントなどファンも嬉しい仕掛けがたくさん
2024年のディズニーリゾートは、
東京ディズニーランド「パルパルーザ」のスタート
東京ディズニーシー新エリア「ファンタジースプリングス」のオープン
東京ディズニーランド「ハロウィーンパレード」一新
東京ディズニーランド新キャッスルショー「リーチフォーザスターズ」スタート
など、ファン心をくすぐるイベントが目白押しでした。
そしてどのイベントも成功をおさめ、ディズニーリゾートも過去のような賑わいを取り戻しています。
今後も、東京ディズニーシー25周年イベントや東京ディズニーシーハーバーショーの再開など、大型の仕掛けはいくつも残されています。
現在は「年間パスポート」の発行がなくても、ショーやイベントで集客が見込める状態なのかもしれませんね。
年間パスポートは「うざい」存在だったのか…
「ディズニー年間パスポート」で検索をすると「うざい」という項目も一緒に入ってきます。
いったいなぜなのでしょうか。
ディズニー年間パスポートがあった頃は、ショーやパレードを最前列の良い位置で見るために朝イチから場所取りをする人も少なくありませんでした。
開園ダッシュ、夜中からの開園待ちなど、一部マナーの悪いファンがいたことも事実です。
そのため、ライトユーザーからは面白くない、うざいと思われてしまっていたのかもしれません。
ディズニーリゾートとしても、コアなファンを大切にしたい一方で、ライトユーザーにも遊びに来てほしい!という思もあるでしょうから、
「ディズニー年間パスポート問題」はそう簡単に解決できるものはなさそうです。
現状、ディズニーリゾートの運営は「年間パスポート」がなくても上手くいっているように感じますので、以前のような「年間パスポート」の再開はまだまだ先となるかもしれません。